ふるさとへ [活動報告]
今週、被災地からお預かりしているワンちゃんのうち、2頭がおうちに帰りました。
そのうちの1頭、サンジです。
約1年ぶりに飼い主さんに抱っこされて、うれしそう。
今、NPO法人 日本動物介護センターにいるのは ほとんどが福島県飯舘村から来ている子たちなのですが、
サンジは、津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町から来た子でした。
サンジが岐阜に来たのは、私がこの活動に関わる前のことなので、聞いた話なのですが・・・
昨年、東日本大震災が発生して間もなく、
NPO日本動物介護センターの会長は 避難所でのペットの状況を把握すべく、宮城県に入りました。
そこで、出逢ったのがサンジでした。
人間にすら、まだ充分な物資が行き渡っていないころ、フードがなく、ガリガリに痩せたサンジに、
飼い主さんは、なけなしのおにぎりをあげていたそうです。
見かねた会長は、サンジを岐阜でお預かりすることを申し出て、飼い主さんも同意。
こうしてサンジは岐阜にやってきたのでした。
その後、私たちは縁あって、福島の犬たちをお預かりすることになったわけですが、
サンジは、日本動物介護センターと被災地とをつなぐ、初めの1頭だったのです。
今回、そのサンジがふるさとへ帰れたのは、会長にとっても喜ばしいことだったと思います。
ですが、
ふるさとへ帰ったとはいえ、やはりそこは、もともといたサンジの家ではなく、新しく建てられたおうち。
サンジも初めはとまどっていたようです。
現地に行った会長によると、町の様子も、まだまだ復興には程遠いようで、
彼の地に本当の笑顔が戻るまで、たくさんの人の、たくさんの支援が必要なのだろうと、またまた思うのでありました。
そのうちの1頭、サンジです。
約1年ぶりに飼い主さんに抱っこされて、うれしそう。
今、NPO法人 日本動物介護センターにいるのは ほとんどが福島県飯舘村から来ている子たちなのですが、
サンジは、津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町から来た子でした。
サンジが岐阜に来たのは、私がこの活動に関わる前のことなので、聞いた話なのですが・・・
昨年、東日本大震災が発生して間もなく、
NPO日本動物介護センターの会長は 避難所でのペットの状況を把握すべく、宮城県に入りました。
そこで、出逢ったのがサンジでした。
人間にすら、まだ充分な物資が行き渡っていないころ、フードがなく、ガリガリに痩せたサンジに、
飼い主さんは、なけなしのおにぎりをあげていたそうです。
見かねた会長は、サンジを岐阜でお預かりすることを申し出て、飼い主さんも同意。
こうしてサンジは岐阜にやってきたのでした。
その後、私たちは縁あって、福島の犬たちをお預かりすることになったわけですが、
サンジは、日本動物介護センターと被災地とをつなぐ、初めの1頭だったのです。
今回、そのサンジがふるさとへ帰れたのは、会長にとっても喜ばしいことだったと思います。
ですが、
ふるさとへ帰ったとはいえ、やはりそこは、もともといたサンジの家ではなく、新しく建てられたおうち。
サンジも初めはとまどっていたようです。
現地に行った会長によると、町の様子も、まだまだ復興には程遠いようで、
彼の地に本当の笑顔が戻るまで、たくさんの人の、たくさんの支援が必要なのだろうと、またまた思うのでありました。