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福島のりんご [その他]

年の瀬も近づいて来る中、福島からりんごが届きました。
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蜜がたっぷり入った、甘~いサンふじ♪

くだもの王国、福島のりんご、おいしいですよ~。


映画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」 [その他]

昨日、映画を観てきました。

すでにご覧の方もいらっしゃるかもしれませんが、
「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」
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前作、「犬と猫と人間と」も観て、重くなりがちなテーマを軽妙にまとめる監督の手腕に、良いドキュメンタリーを作る人だな~と思っていた。
その監督、飯田基晴氏が、今回はプロデューサーを務め、
彼の弟子(?)である宍戸大裕氏が監督を務めた。

前作では動物愛護にとりたてて興味があったわけではない監督が、
ひょんなことから人間の都合で処分されていく犬や猫の実態、
そんな動物たちを保護しようと奔走する人々を撮り始めていく。
もともと‘動物愛護’な人ではない監督の、少しひいた目線が、
私にとっては、とてもフィットした映画だった。

だから今回の映画も期待していた。

期待は裏切られなかった。

今回の映画の監督も、はじめは故郷の宮城で、あの震災を生き抜いた人々を取材しようと考えていた。
しかし、ひょんなことから石巻の動物愛護団体の人と知り合い、
やがて福島の犬や猫、さらに原発警戒区域に取り残された牛たちに出会い、
動物たちを取り巻く人間へのさまざまな想いを募らせてゆく。

何が正しくて、何が正しくないのか?

震災後、福島に何度も足を運ぶ中で、私自身、釈然としない気持ちのまま今に至っているが、
この映画を観て、まさにその‘釈然としない’想いが表現されているような気がした。

映画の中では、警戒区域の中で死に絶えた動物たちの姿も映し出される。
それに対して、嫌悪感を抱く人もいるのかもしれないが、我々が引き起こした現実から目を逸らしてはならない。
そういった映像を使った勇気を称えたい。
それに、
被災地に行って、知ったり感じたりしていながらも、いろいろな思惑があって、言いたくても言えなかったことを言っちゃてるところがスゴイと思う。
この監督は、本当に素直で正直な人なんだと思う。

ぜひ、たくさんの人に観てもらいたい、
いや、観るべき映画だと思う。

福島のりんご [その他]

先日、福島の飼い主様からりんごが届きました。
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しかも、どっさり[exclamation]
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品種はサンふじ。
みつもたっぷりで、シャキシャキ、甘~い[わーい(嬉しい顔)]
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福島はくだもの王国でもあるのです。
福島産のおいしいりんご。
見かけたら、ぜひ、ご賞味あれ~。



飼い主さんからの差し入れ [その他]

お盆あけに、飼い主さんから差し入れが届きました。
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立派な桃!

東海地方の市場では長野産の桃が多く出回っているので、
福島産は めったにお目にかからないのですが、福島県は桃の生産量が全国2位だとか。

昨年、福島へ行くようになり、道のかたわらに果樹園やら直売所が並んでいるのを見かけ、
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お土産に買ってみたらば、そのおいしさにびっくり。
ふだん食べている桃よりも、果肉はやや硬めでしっかりしていて、すっごく甘かった!

今年の桃も、おいしく頂きました[わーい(嬉しい顔)]
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飼い主さん、ありがとうございました!!



写真展のお知らせ [その他]

写真展のお知らせをいただきました。

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福島第一原発20キロ圏内に取り残された動物たちの写真を撮り続けている写真家・太田康介さんの写真展です。

全国あちこちで開催されてきたようですが、いよいよ名古屋でも開催されます。

名古屋での開催を企画してくれた方は、昨年の原発事故後、太田さんのブログに出会い、
やがて「自分も動こう!」と決意し、単身、福島に行ったそうです。

思えば、私もテレビやネットで彼の地の動物たちの惨状を知り、
「何もできないかもしれないけど、とにかく行こう!」と、飯舘村に行ったのでした。
なので、主催者の方の想いには、すごく共感します。

そして、太田さんのブログも拝見していたので、今回、名古屋で写真展が開催されることを知り、
多くの方々に彼の地のことを知っていただける貴重な機会だと、うれしく思っています。
たくさんの方にご覧いただき、いろいろと感じ、考えてもらいたいな~と勝手ながら願っています。


太田康介写真展
「のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録」
会期:2012年2月23日(木)~2月28日(火) 
場所:ギャラリータマミジアム
(名古屋市中区錦 3-24-12 玉水ビル2階)
時間:11時00分~19時30分(会期中無休最終日は17時00分閉廊)
入場観覧料無料
詳しくは コチラで。



映画「青空どろぼう」 [その他]

ドキュメンタリー映画を観てきた。
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「青空どろぼう」
日本四大公害のひとつ、四日市ぜんそくの発生当初から記録を続けている澤井余志郎さんの姿を通じ、
かつて四日市で起きたこと、そしてそのことが今にどうつながっているのかをまとめたドキュメンタリー。

公害・・・。
小学校の頃だったか、社会の授業で習った記憶がある。
水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそく。
すべてが過去のものだと、昔はひどい時代があったものだと、自分には関係ないことだと思っていた。

でも、それは違うと、最近は思う。

国策の名のもとに、経済発展、利便性を重視したが故の犠牲。

だけど、その石油化学コンビナートができたおかげで、
現代の私たちの生活が豊かで便利なものになったのも、事実。

今の私の便利な暮らしの礎には、あの人たちの犠牲がある。
まるで人柱のように・・・。

四日市公害裁判の患者側勝訴から7月24日で39年。
澤井さんが今、危惧しているのは、日本の公害裁判のエポックとなった出来事を
企業や行政、住民が忘れ去ることだという。
だからこそ、80歳を超えた今もなお、コンビナートの監視を続け、記録を続けている。

水俣病、イタイイタイ病の勝訴からも それぞれ約40年の月日が流れ、
当時の記憶が薄れてしまった今だからこそ、
そして、
フクシマの今があるからこそ、
このドキュメンタリー映画「青空どろぼう」は観る価値がある。

水俣を撮り続けた写真家ユージン・スミスの写真集「MINAMATA」の扉にはこんな言葉が書かれていた。

過去の誤りをもって
未来を絶望しない人々へ捧げる

未来を絶望しないために、今の私たちがするべきこと、選ぶ道を、もっともっと、真剣に考えなければならない。





腹の立つ話 [その他]

震災以降、政府の対応の遅さ、まずさに腹を立てている方は多いと思うけれど、
またも腹の立つニュース。
「福島から出荷された牛肉から放射性セシウムが検出された」と・・・。

このニュースを聞いてびっくりしたのは、「出荷前に、モニタリングしてなかったんですか?」ってこと。

新聞記事など読んでいると、政府はこれまで家畜の飼料の取り扱いには注意するよう呼びかけ、
3月19日には屋外で保管していた飼料を与えないよう通達していたということだが、
それだけで本当に大丈夫だと思っていたのなら、アホだとしか思えないし、
それだけで自分たちの責任を全うしていると思っていたのなら、あまりにも現場を知らない、
無責任な人たちの集まりだとしか思えない。

挙げ句、今回 汚染された牛肉が出回ってしまったのは、
「畜産農家の飼料の管理が不十分だったから」と農家側のせいにされてしまったのなら、
農家を守るべき農林水産省は、何のためにあるのだと言いたい。

私が初めて飯舘村を訪れたのは4月下旬、計画的避難区域に指定されたばかりの頃。
このときにはまだ、村には牛がいた。
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ようやく飯舘牛というブランドが確立し、
大切に大切に育ててきた牛たちを手放さなくてはならなくなった農家の方たちの苦悩の表情を見た。
それでも、警戒区域で無残に餓死してしまった牛たちの姿を思えば、
安全が確認された上で出荷され、食べてもらえるのならば、この子たちもまだ、報われるのかなと思った。

それなのに、その安全確認がろくにされていなかったとは・・・。

福島県では緊急時避難準備区域で飼育された牛を出荷する際に、
体表面を調べるスクリーニング検査を全頭で実施していたそうだ。
しかし、私たちは 牛の毛や皮を食べるわけではない。
内部被ばくしているかどうか検査しなければ意味がないことは、素人でもわからないか?

いくら飼料を管理したところで、
また、いくら放牧はせず、屋内で管理するように指導したからといって、
牛舎は完全に密閉されてるわけではない。
人間と違って動物は、地面にたまった水を飲んだり、体をなめたり、
どこでどう放射性物質を体内に取り込んでしまうかわからない。

だからこそ、当然、全頭検査をし、
放射性物質が検出されない食肉のみが流通しているものだと思っていたのだが、この始末。

福島県の職員にも落ち度はあるのだろうけれど、状況から言って、私は県の方たちは責められないと思う。
おそらく、人間のスクリーニングやら、他の農作物の検査やらで手一杯だったろうから。
責めるべきは、やはり国、農水省や厚労省なのだと思う。
BSEのときに全頭検査をしたのなら、今回だって、できないことはないのではないか。
なんでこんな当たり前のことをやってなかったのか、頭に来て仕方が無い。

これでは、そもそも人間を養うための命だったとはいえ、
原発という、さらなる人間のエゴに翻弄されてしまった命が 
うかばれない。
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