わんこたちの近況 ~モモ~ [活動報告]

きょう ご紹介するのは、モモちゃんです♪

IMG_16207.JPG
なんだか さえない表情のモモちゃん。

どうしたの~?退屈そうな顔して・・・。
そうだ!ボール遊びしよっか!

と言うと、
IMG_16257.JPG
メチャメチャうれしそうな顔をします。

モモちゃんは、ボール遊びが大好きなのです。

DSCN0997.JPG
投げて!投げて!
とワクワク感いっぱい。

ほら~~と投げたボールを拾ったモモちゃん。

DSCN0995.JPG
拾ったはいいが、いっこうに帰ってこない。

モ、モモちゃん、ボール返して?
DSCN0992.JPG
イヤ。

だって~、返してくれないと、次 投げられないよ?
DSCN0993.JPG
絶対、イヤ!

モモちゃん、それじゃぁ、遊べないじゃん。
ボール、返して!

DSCN0994.JPG
絶対、イヤだもん!

完全にバカにされてる管理人なのでした。


~~~~~お知らせ~~~~~
NPO法人 日本動物介護センターが下記イベントに出展します。
動物愛護フェスティバルinぎふ~考えよう命の大切さ~
(場所:かかみがはら航空宇宙科学博物館 芝生広場)
9月16日(日)10時~15時

直前のお知らせで申し訳ありません。
お近くの方は、ぜひお越しください。







わんこたちの近況 ~メル~ [活動報告]

現在 飯舘村からお預かりしているのは30頭ほど。

少しずつ、わんちゃんたちの近況を報告できたらと思います。

まずは、メルちゃん
DSCN0962.JPG
大型のわんちゃんですが、性格は穏やかで、お散歩もとっても楽チン♪

DSCN0963.JPG
山道をテクテクお散歩していると、
あれ?メルちゃん?
DSCN0961.JPG
お尻のとこに、なんかついてるよ?
DSCN0956.JPG

何?
DSCN0958.JPG
でした。

メルちゃん、長毛だから、虫もつかまりやすいのかな~?

そういえば、メルちゃん、去年 お散歩したときも
DSCN0087.jpg
なんか ついてるな~?と見てみたら、この時は
DSCN0082.jpg
お花がくっついてました。

長毛の子は 他にもいるのに、 なぜかいろんなものがよくくっついてるメルちゃん。
何かをひきつける力があるようです。



じゃがいも訓練中! [活動報告]

飯舘村出身で、現在、災害救助犬候補生として訓練中のじゃがいも(♂、1才)
DSCN1055.JPG

きょうの岐阜は、気温32℃を超える真夏日となりましたが、
こんな暑さの中でも、ちゃ~んと訓練してました。

どんな訓練かというと、

DSCN1048.JPG
こうゆう穴の中に

DSCN1018.JPG
人が

DSCN1019.JPG
隠れます。

そこへ
DSCN1022.JPG
じゃがいも

DSCN1024.JPG
出動!

DSCN1025.JPG
探せ!の命令に従い

DSCN1026.JPG
探します。

DSCN1037.JPG
臭いをかいで

DSCN1040.JPG
ここに人がいるぞ!とわかったら、

DSCN1041.JPG
ワン!ワン!と吠えて 知らせます。

DSCN1045.JPG
はい、ちゃんと発見できました!

「災害現場で がれきに埋もれた人を見つける」ための訓練なのですね。

災害救助犬になるための試験は年に2回行われ、次回、10月末の試験にじゃがいもはチャレンジします。
相当 難度の高い試験で、前回は18頭中 1頭しか受からなかったとか・・・。

今回 初チャレンジのじゃがいも、
果たして合格することができるのかどうか?

DSCN1064.JPG
がんばるワン!

続きを読む


飼い主さんからの差し入れ [その他]

お盆あけに、飼い主さんから差し入れが届きました。
DSCN0941.JPG
立派な桃!

東海地方の市場では長野産の桃が多く出回っているので、
福島産は めったにお目にかからないのですが、福島県は桃の生産量が全国2位だとか。

昨年、福島へ行くようになり、道のかたわらに果樹園やら直売所が並んでいるのを見かけ、
IMG_0894.JPG
お土産に買ってみたらば、そのおいしさにびっくり。
ふだん食べている桃よりも、果肉はやや硬めでしっかりしていて、すっごく甘かった!

今年の桃も、おいしく頂きました[わーい(嬉しい顔)]
DSCN0942.JPG
飼い主さん、ありがとうございました!!



飼い主さんが、逢いに来てくれました! [活動報告]

夏休みを利用して、福島から岐阜に逢いに来てくれる飼い主さんもいらっしゃいます。

あいにく、管理人は立ち会えなかったのですが、
先日は以前、TVでも取り上げられた
ちゃー
IMG_19107.JPG

IMG_0266縮小.JPG
プーの飼い主さんが遊びに来てくれました!

それから
IMG_19557.JPG
この子のおウチの方も逢いに来てくれて、新しい首輪をプレゼントしてくれたそうです。
ハート[黒ハート]マークがいっぱいついた首輪。
飼い主さんの愛情の現れでしょうか。

早くまた一緒に暮らせる日がくるといいね。
IMG_19547.JPG
待ってるワン!

福島へ行ってきました。 [活動報告]

久々に、福島へ行ってきました。
お盆休みにお墓参りで飯舘村に滞在していた飼い主さんに会ってきました。

管理人が飯舘村に行くのは約1年ぶり。

役場前の線量計
IMG_14667.JPG
0.78μSv/h  ずいぶん下がってます。

昨年6月の時点では
⑦IMG_9990.JPG
8.62μSv/h でしたから。

「ずいぶん低くなったね~」と言うと、村の人は
「役場前は徹底的に除染したからね~」

たしかに・・・
7月に「帰還困難区域」に再編された長泥地区の近くでは
IMG_15067.JPG
4.92μSv/h 高いですね。

この値、仮に毎日6時間屋外にいて浴び続けるとすると、
4.92×6時間×365日=10774.8μSv=約10mSv
ということで、国際放射線防護委員会が一般公衆に対して勧告している安全基準「1年間で1mSv」を超えることになります。

村の中などでは
IMG_15027.JPG
除染作業が行われている場所もあり

そんな場所では
IMG_15037.JPG
確かに 線量は下がってはいますが、

IMG_14947.JPG
この膨大な表土をどうするのか、
さらに、まだまだ何も手をつけていない場所も 多々あるわけで、
こんな状況なのにもかかわらず、原発再稼動させた政府とか電力会社とかって、どうなんでしょうね。
それを止められなかった国民にも、非はあるのかな。





新入りさん [活動報告]

本日、久々に犬舎に行って参りました。

犬たちと遊ぼー!と思っていたのですが、

IMG_18977.JPG
ドシャ降り。 

雷も鳴って、
IMG_19017.JPG
ビビる こはるちゃん

雨が止めば止んだで 蒸し暑いし、犬舎での作業は大変です。

こんな不安定な空模様の中、お盆休み返上でがんばってくださるボランティアさん
IMG_19027.JPG
ホント、頭が下がります。


さて、きょうは 新入りさんをご紹介します。
帰還困難区域となった、飯舘村長泥地区で保護された2頭。
飼い主さん不明なため、名前はNPO法人 日本動物介護センターで付けたものです。

まず、
IMG_19007.JPG
まめ(仮名)君。

とってもおとなしく、人懐っこい子で、「お座り!」と言うと
IMG_19307.JPG
デロレ~ン
いや~、リラックスしすぎですね。

そして もう1頭は
IMG_18907.JPG
こなつ(仮名)ちゃん。 
飯舘村からお預かりするワンちゃんたちの中では珍しい、小型犬です。

この子はかなり臆病な子で、なんとか近くで写真を撮ろうと近づくと
IMG_19407.JPG
立ち上がって拒否!
そんなにイヤなの~?と こっちが悲しくなります。

しばらく一緒に小屋に入って、慣れてもらおうと思ったんだけど、
IMG_19447.JPG
かたくなに、拒否。
彼女のこれまでに一体、何があったのか・・・。

日本動物介護センターでは、この2頭も合せて お世話を続けていくということです。

震災から1年と5ヶ月が経って、新たなワンちゃんを受け入れることになろうとは・・・。
福島の震災は、まだ終わっていないのです。



その後の飯舘村 [活動報告]

すでに報道でご存知の方も多いと思いますが、
これまで村全体が計画的避難区域に指定されていた飯舘村は
7月17日に「避難指示解除準備区域」「居住制限区域」「帰還困難区域」の3区域に再編されました。

それを受けてNPO法人 日本動物介護センターには 再び犬の保護以来があり、
スタッフは7月に2回に渡って 飯舘村に入りました。
IMG_0535.JPG
村の中には 除染作業で剥ぎ取られた土の上にブルーシートがかけられていたり

IMG_0538.JPG
線量も高かったそうです。

今回、「帰還困難区域」となったところから、新たに3頭が岐阜にやってきたようです。

私事でしばらく忙しくて、全然お手伝いに行けなかった管理人ですが、
お盆休みを利用して、ようやく様子を見に行けそうです。

新入りさんの情報などなど、更新、がんばらねば!!






チコ帰る [活動報告]

ご報告がすっかり遅れましたが、
7月8日、チコが福島へ帰りました。
IMG_15857.JPG
ポチが亡くなり、せめてチコとだけでも近くで暮らしたいという飼い主さんの想いがあり、
福島まで送り届けて来ました。

管理人は同行できなかったので、感動の再会シーンが無くて申し訳ないのですが、
連れて行ってくれた日本動物介護センターの会長によると、
チコはとっても喜んでたそうです[るんるん]

ひとまず、無事、飼い主さんの元へ返すことができてホッとしてはいるのですが、
飯舘村のみなさんの現状を慮ると、なかなか手放しに喜ぶこともできないんですよね。。。



悲報 [活動報告]

悲しいお知らせをしなければなりません。

ポチが今朝、息を引き取りました。

投薬治療の甲斐あって、腫瘍が小さくなり、私たちも一安心していたところでした。
昨日も、チコと一緒に遊んでいたそうなんですが・・・。


飼い主さんに、何とお伝えしたらいいのか。
飼い主さんの気持ちを思うと、言葉が見つかりませんでした。

しかしながら、事実は事実としてお伝えした方が良いと思い、
お電話させていただきました。

飼い主さんからは感謝の言葉をいただきましたが、
元気な姿で再会させてあげることができず、悔やまれてなりませんでした。

ポチを元気に帰してあげられなかったことを詫びると、
飼い主さんは「私たちも いつ帰れるか、わからないから・・・」というような事をおっしゃって、
私は再び言葉を失いました。


飯舘村から来ているワンちゃんたちは、高齢の子が多いため、
元気そうに見える子でも、いつ、何が起きるか、わかりません。
一刻も早く、飼い主さんとともに暮らせる日が来ることを願うばかりなのですが・・・。

この国のエライ方たちの ここのところの振る舞いを見ていると、
たった1年前のことなのに、そして事態は何ら収束していないのに、
もうあの事を忘れてしまったのかと、憤りを覚えずにはいられません。



ポチ、ごめんね。
もう、飼い主さんの元へ、戻っていいからね。
IMG_1588.JPG



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。